第1階層目のブランチの上の言葉を「BOI (Basic Ordering Idea)」と言います |
塚原美樹です。
さて、前回から、「ボトムアップの分類法」の解説をしています。
まず、脳が自然と思い浮かべるものを、とにかくランダムに洗い出すというところまできましたね。
今日は、これをどうやって分類していくかについて解説いたします。
1.似ているものを色でまとめる
次は、こんな風に、カラーペンを使って、似ているもの、関係しそうなものに同じ色で「○」印をつけましょう。
似ているもの、関連しているものに、同じ色で「○」印をつける |
たとえば、「いたずら」「あまえる」「犬語」は、なんとなく似ているなと思ったら、同じ青で「○」印をつけます。
ミニマインドマップの中のすべての言葉に「○」印をつける必要はなく、ポイントとなりそうな言葉につけるだけで構いません。
このマインドマップでは、赤、青、緑の三色の「○」印がつけられました。その上で、それぞれの色がついた言葉を「まとめるための言葉」を考えます。
赤は「困ること」、青は「コミュニケーション」、緑は「健康」という言葉でまとめます。この場合の「まとめるための言葉」は、マインドマップの中に書かれた言葉であっても、書かれていない言葉であっても構いません。
まとまりは、2個以上であれば何個でも良いのですが、人間が考えやすい数字と言うことで言うと、6~7個くらいまでにしておくのが良いでしょう。
さあ、こんな風にして、ボトムアップでランダムに思い浮かべたものから、「まとまり」が出来てきました。これが「ボトムアップの分類法」です。
2.「まとめるための言葉」を使ってフルマインドマップにする
ここまでできたら、今度は、「太いブランチ (メイン・ブランチ)」のあるフルマインドマップを作っていきましょう。
同じ色のものをまとめた「まとめるための言葉」を、メイン・ブランチの上に書けば良いのです。今回は、3本のメイン・ブランチを描いて、赤は「困ること」、青は「コミュニケーション」、緑は「健康」と書けばいいですね。
同じ色のものをまとめた「まとめるための言葉」を第1階層目のブランチの上に書く |
次回は、この続きのマインドマップを作ってみたいと思います。
こちらに、フルマインドマップのかき方の解説記事がありますので、よかったらあわせて読んでみてくださいね。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。