マインドマップは簡単なラクガキを入れるだけで分かりやすくなる |
塚原美樹です。
マインドマップは、「イメージ」という脳が自然に思い浮かべるものを使うからこそ、その真価を発揮するツールですが、「絵を描くことは苦手」という人も結構いらっしゃいますよね。
何を隠そう、この私は絵を描くことが本当に苦手なんです。
ダイビングが好きで、「ログブック」というのに、ダイビング中に見た魚の絵を描くのですが、この絵が本当に下手で、周囲の人からいつも笑われていたほどです。
絵が苦手なのは生まれつきなんですかね。音楽は小さい頃から好きだったし得意だったのですが、図工は小学生時代から本当に苦手でしたからね。
どうも人間は生まれながらにして、感覚器官の使い方に特徴があるらしいです。五感のうち、聴覚を使うのに長けているタイプ、視覚を使うのに長けているタイプなど、人によって違うらしいのです。
私の場合には、どうも視覚を使うことは、生まれつき苦手だったようです。
けれど、だからこそ、マインドマップのインストラクターとしてやっていけるんだと思っています。もし、私が絵をサラサラっと描けるタイプだったら、描けない人の気持ちが分からないですものね。
絵が上手くなければマインドマップがかけないなんて、そんなことはありません。
この板書を見てください。
このくらいだったら、あなたも描けるんじゃないですか? 私はインストラクターになって10年で、このくらいならサラッと描けるまでに上達しましたが、以前はこれも描けなかったんですよ。でも、鍛えると、「視覚」を使う力も向上させることができるようです。
「何もそんなに苦労までして、絵 (イメージ)を描かなくてもいいんじゃない」と思いますよね。確かにそうです。
もちろん、マインドマップは言葉で書いてもいいのです。ですが、慣れてくると、絵で描いたほうが早く表現できたり、後から見て分かりやすかったりするので、自然に絵が増えてきます。
マインドマップのイメージは、上手くなくても大丈夫。それよりも、「イメージを使うと仕事が早くなるから使うんだ」と思ってみてください。最初は下手でも、「視覚」を鍛えると、仕事が早くなるんです!
実際に、絵が苦手な私でも、イメージを使うことに慣れてきた結果、今では色や形、ちょっとしたラクガキを普通に使うようになっています。その方が便利だからです。
簡単なラクガキでOK! 色や形を加えて、マインドマップにちょっとした工夫をするのです。それだけで、ぐっと分りやすいものになりますよ。
さて、以前このブログで「ダ・ヴィンチの法則」という記事を書きました。「ダ・ヴィンチの法則」は天才に近づくためのポイントを、マインドマップの考案者であるトニー・ブザンがまとめたものなのですが、この中に「五感を磨く」という法則があります。
良かったら、あわせて読んでみてくださいね。
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