マインドマップはイメージの「つながり (Association: アソシエーション)」を上手に活かすことができる |
塚原美樹です。
マインドマップを使うと、今までの学習方法では成果があげられなかった人も、成果をあげられるようになってきます。
マインドマップは、「脳が自然に行っていること」を活用できるツールなので、考えやすく無理なく頭を使うことができるからです。
前回は、脳が行っていることは二つある、という話でした。
「Imagination & Association」
でしたよね。
「Imagination (イマジネーション: 思い浮かべること)」については、前回お話ししましたが、今日はもう一つの「Association (アソシエーション)」について見ていきましょう。これは、「つなげること」という意味です。
私たちは、体の状態が健康でリラックスできている時には、頭の中に次々といろいろなことが浮かびます。頭の中を空っぽにしようと思っても、何かが浮かんできてしまうのが普通の脳の状態です。
何が浮かんでくるかというと、何かのきっかけをもとに、そこから連想されるものが浮かんできます。
つまり、脳は、「連想」ということを自然に行うようにできているのですね。「連想」というのは、つまりは、イメージの「つながり」です。
その連想は、一つのきっかけからバラバラにランダムなものが浮かぶ場合もあれば、一つのきっかけから一つの連想、そしてその一つからまた次の連想、というように連鎖的に連なりを見せる場合もあります。
- 一つめの連想
中心から花びらが何枚も開いていくようなイメージ。たとえば……
「りんご → 甘酸っぱい、赤い、ジュース、りんご畑」
連想されたものは、すべて「りんご」に紐付いています。
- 二つめの連想
鎖が長く連なっていくイメージ。たとえば……
「りんご → ジュース → トマト → ケチャップ → オムライス」
連想されたものは、前のものに紐付いていて、必ずしも「りんご」に紐付いていません。
この二つのパターンの連想を組み合わせて、私たちは考えています。そして、マインドマップは、この「連想」を見える化したようなノートなのです。
何かを考えようと思ったら、この連想を上手く使わない手はありません。脳が勝手にしてくれていることなのですから。
さらには、その連想が「見える化」されれば、考えることがよりラクになりますよね。
脳が自然に行っている「Association (アソシエーション)」を上手く使いこなせるマインドマップを活用すれば、考え続けることがラクになりますよ!
よかったら、こちらもあわせて読んでみてくださいね。
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